(困った顔のハマウス)▶︎ハマウス特集
松の内(正月の松飾りを立てておく期間)も過ぎ、やっと日常モードに戻ってきましたね。
今日のテーマは、「アナログvsデジタル?!」
結論から言えば、モノづくりはアナログもデジタルも両方必要だし、両方とも重要なのです!
ということで、まずはアナログ代表として、陶芸の窯がある工房に行ってみましょう。
単純に自分の手で作る ということが楽しいですよね。
こうして作られる陶器は、大量生産するのは難しいのですが、味わい深いまさに芸術的な一品となります!
横浜美術大学には陶芸を専門に学ぶコースはないのですが、陶芸が学べる工芸の授業を選択することができます。
…それでは次にデジタル代表、今話題の3Dプリンターの登場です!!
来春から新たにスタートするプロダクトデザインコースを担当する辻先生の研究室に見学に行きました。左の方にホースのように巻きついた白いひもみたいなものがデータ通りに立体化され、成形されていきます。その様子は何度見ても不思議な光景です。
左の怪獣君はまだ不要なバリが付いていますね。この不要なバリを取り除けば怪獣君の完成〜。手とか足とかを見ると、結構細かい形も作れるんですね。
プロダクトデザインは日本語に訳すと製品デザイン、あるいは工業デザイン。プロダクトデザイナーは、今までは自動車や家電のような大量生産する製品の設計をすることが主たる仕事でしたが、3Dプリンターの登場で次世代を担う革新的な職種として脚光を浴びつつあります。
大量生産の時代は多く売れなければ製品化することができませんでしたが、3Dプリンターは少量でも複雑な形の製品づくりを可能にします。もうすでに3Dプリンターで作られた1点もののスマホケースとかフィギュアとか売っていますよね。
意外なところでは、入れ歯とか骨とか世の中にただひとつとして同じ形のものがないような医療関連の製品を 3Dプリンターで作ることも世間の注目を集めています。
あと、そういえば、3Dプリンターで拳銃を作って逮捕されたバカ野郎もいましたね。
革新的な発明品が普及してくると、いいことも悪いことも含めて予想だにしない出来事が起きるということですか…
とにかく今プロダクトデザインから目が離せません!
ムムッ!!
4年生諸君は最後の追い込みだぁ〜
卒制はもちろん卒業がかかっているのですが、優秀な作品に対してたくさん賞も授与されます!
横浜美術大学では、最優秀者に金兎(きんと)賞という海外研修旅行のご褒美が進呈されます。今年の研修先は、何と、何とニューヨーク!!
▼徹夜続きでぐったりひれ伏している某4年生
頑張れ4年生!!
ニューヨークで待ってるぜ〜
ところで、前回、画材店とコンビニの「おNEW」な店舗のCGイメージ図を紹介しましたが、何か絵空事っぽくてウソ臭い感じがしたので…▼
▼ホントに建設している様子をちゃんと見せます!
▼さらにお約束の “フォトショ大好き〜” もね。
★ ★ ★
乞うご期待〜
(にやけたハマウス)