こんにちは。 “がくぶちょー”です。
さぁ、まずは各コース「最優秀賞」受賞者の中からさらに最も優秀とされた1名に贈られる「金兎きんと賞」の発表です。
今年度の「金兎賞」は、
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クラフトデザインコースの外川優香さんに贈られました!
タイトルは「ともに」。素材に漆うるしを巧みに使った「かばん」を制作。作者の外川さんは、棚で眠りがちな漆を、もっとカジュアルに身近に置いておけたら…そんな想いで制作したそうです。
「金兎賞」で贈呈される海外美術研修、今年の研修先はニューヨーク! 日本の伝統を活かしながら、現代の道具として見事に “命” を吹き込んだ逸品。お目が高いニューヨーカーにも、きっと気に入ってもらえるでしょう!
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では、今日は「優秀賞」受賞者を紹介していきましょう。
まずは絵画コース。▼タイトルは「あたえられたもの」。陰影を巧みに捉えた、瑞々みずみずしい写実表現ですね。
▼タイトルは「1996.1.10」。大胆な構図がシンプルでダイナミック!
▼タイトルは「存在すること」。その丁寧な人物描写からは、描かれた人の内面が垣間見られる…そんな気がします。
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次にクラフトデザインコース。▼タイトルは「遺されたそれが憶えている」。鉤かぎ針編みによる彫刻的な立体造形。バチカン宮殿システィーナ礼拝堂のミケランジェロ代表作「最後の審判」に描かれた(ミケランジェロ自身の自画像とされる)『人間の抜け殻』を彷彿とさせます。…何か関連性があるのでしょうか??… ▶wikipedia
▼タイトルは「森の現れ」。鍛金によるパワフルな金属彫刻。作者によると、後ろ姿の下半身は、熊というよりはむしろ人間的な肉付きや骨格を意識したそうです。歩き出しそうですね〜
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次にテキスタイルデザインコース。▼タイトルは「Meta#20-24」。染織によるインスタレーション作品です。有機的なフォルムにパープル系の豊かな色彩が絡み合い、動きのある生命感あふれる作品に仕上がっていますね!
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…絵画コース、クラフトデザインコース、テキスタイルデザインコースの卒業制作「優秀賞」を紹介しましたが、いかがでしたか?
次回 “卒業制作 受賞作品2「優秀賞」後編” では、グラフィックデザインコース、映像メディアデザインコース、イラストレーションコースの卒業制作「優秀賞」を紹介していきますので、お楽しみに〜!
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本学での卒業制作展をご覧になれなかった方は…
…に是非おいでください!