こんにちは。 “がくぶちょー”です。
今日は、本年度の卒業制作受賞作品をご紹介します!
横浜美術大学では、各コースで1名の「最優秀賞」、他複数名の「優秀賞」の表彰があります。
そして、各コース「最優秀賞」受賞者の中からさらに最も優秀とされた1名に、「金兎きんと賞」が贈呈され、海外美術研修に行くことができます。今年の研修先はニューヨークです!
テキスタイルデザインコースは、残念ながら本年度、最優秀賞受賞はありませんでした。
今日は、本年度の卒業制作受賞作品をご紹介します!
横浜美術大学では、各コースで1名の「最優秀賞」、他複数名の「優秀賞」の表彰があります。
そして、各コース「最優秀賞」受賞者の中からさらに最も優秀とされた1名に、「金兎きんと賞」が贈呈され、海外美術研修に行くことができます。今年の研修先はニューヨークです!
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まずは、絵画コースから。「最優秀賞」はこの作品▼です。
タイトルは「怒りにも似た私への礼拝」。本学絵画作品には珍しく、記念碑のような巨大な屋外展示作品です。とはいえ、ちゃんとキャンバスを使用し、さらに灯火や音響が仕込まれています。
制作意図を読むと、とてもスピリチュアルなメッセージが作品に託されていることがわかります。
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クラフトデザインコースの「最優秀賞」はこの作品▼です。タイトルは「ともに」。素材は漆うるしです。
漆は一般的に器の素材として使われることが多いのですが、「漆のかばん」とは斬新ですね!
▲これは漆のリュック。漆独特の艶つややかな色彩と優しいフォルムがとても綺麗です。
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グラフィックデザインコース(来春の2年生からはビジュアルコミュニケーションデザインコース〜名前ちょっと長過ぎない?〜に名称変更します!)の「最優秀賞」はこの作品▼です。タイトルは「みすえる」。なんか頭のデカい子が4人いますね…
近くで見てみましょう…
▲一見シンプルなイラスト作品に見えますが、手描きイラストとフォトコラージュを巧みに融合し、グラフィックデザイン的な要素をふんだんに盛り込んでいます。最終的には大型デジタルプリントで出力した特殊な布をキャンバスに貼っています。
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▼映像メディアデザインコースの「最優秀賞」。タイトルは「タイムマシーン」。
▲これは飲み物をかきまぜてくれる機械。美しく緻密な造形と、こんな機械必要なの〜?的な馬鹿馬鹿しさが絶妙!他にもこのようなマシーンが多数展示されています。
▲これは携帯電話をフリックしてくれる機械。フリック:タッチパネルでのスライド操作のこと
↓PCならこの動画で動きをどうぞ!
↑この動画が見られなければ…
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イラストレーションコースの「最優秀賞」はこの▼作品。タイトルは「akino」。絵本作品です。
絵本作品本体は、どちらかというと、サイズが小ぢんまりしていることが多いので、大きなポスターや原画を展示して迫力を出すことが効果的!
今年の「最優秀賞」はこの5作品でした! …で、この中の1つが見事「金兎きんと賞」を受賞したのですが、果たしてニューヨーク研修を勝ち取ったのはどの受賞者でしょうか?次回お伝えしましょう! あと、「優秀賞」にも良い作品がたくさんあるので併せて紹介しますね〜。
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