こんにちは。 “がくぶちょー”です。
今日から横浜美術大学卒業制作展が始まりました。
■ 横浜美術大学卒業制作展 終了ご来場ありがとうございました。
会期:2016年2月11日(木) - 2月14日(日) 10:00-17:00(最終日 16:00まで)
会場:横浜美術大学
会期:2016年2月11日(木) - 2月14日(日) 10:00-17:00(最終日 16:00まで)
会場:横浜美術大学
■ 横浜美術大学卒業制作選抜展 終了ご来場ありがとうございました。
会期:2016年2月18日(木) - 2月23日(火)11:00-19:00(最終日 17:00まで)
会場:横浜赤レンガ倉庫 1号館 2F
会期:2016年2月18日(木) - 2月23日(火)11:00-19:00(最終日 17:00まで)
会場:横浜赤レンガ倉庫 1号館 2F今日は早速、表彰作品…しかも、いきなり各コースの「最優秀賞作品」から紹介していきます!
…まずは、絵画コース。
▼この作品は、絵画であることは間違いないのですが、よく見ると「染色(友禅)」の文字が…。ほほぅ〜油彩ではないんですね〜!(油彩の作品は次回ブログで紹介しますよ〜)
さすがハマ美!これがあの有名な「コースを超えたボーダーレスな実技教育」ってヤツですね。 え〜、知らない〜?…これからどんどん有名にしていきますよ〜! 絵画コースでいわゆる “
絵 ” の指導を受けながらテキスタイルデザインコースの先生に専門的な染色技法を教えてもらったそうです。植物の繊細な表現がとてもキレイです▼
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次は、クラフトデザインコース。
クラフトデザインコースの作品は、素材が多種多様。金属、漆うるし、木工が多いのですが、この作品は、七宝しっぽうです。ごく簡単に言えば、金属の下地に釉薬ゆうやくを塗って高温で焼くことによってクリスタルな質感を出す技法です。なんか気の利いたカッコイイこと言わねば… う〜ん… そこは一面、彩り鮮やかな、きらめく小宇宙! どうかな? 実際の印象が少しは伝わったかなあ?
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順番的に次はテキスタイルデザインコースなのですが、残念ながら今年は最優秀賞該当作品がありませんでした…
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それでは、グラフィックデザインコースへ。(これから入学する人は、ビジュアルコミュニケーションデザインコース…長い〜…です)
写真の記録をテーマとした作品です。今や写真と言えばふつうデジタルです。手軽で便利で、膨大な量のデータを誰でも簡単に記録できます。その反面、一人ひとりの人生の貴重な記憶は「カタチ」として存在感が無くなりつつあるのかもしれません。
そこで、作者は、自分が生まれた時から現在に至るまでの日々の記録をジャバラ状の長大なアルバムとして「カタチ」にしました。デジタル全盛の現代において、印刷媒体の存在感を改めて考えさせられる提案です。自分の人生がUSB1本の中に入っちゃうのって、やっぱりちょっと悲しいですよね…
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生きるということを考えさせられるアニメーション作品です。繊細で多彩な表現を駆使し、見応えがある作品です。
▼このジオラマ模型を背景に撮影しました!
でも、やっぱり静止画では、残念ながらその内容を伝えられないですよね…
近々、大学ホームページからYouTubeでぜひ見られるようにしたいです!映像メディアデザインコースの先生〜ヨロシクお願いいたしま〜す!
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ちなみにトリって落語の寄席で最後に出る人のことですね。最後を取るということが由来のようですが、どうもギャラも最後の出演者が「トル」という意味もあるらしいですよ。
そういえば、まだ、例の、あの金色のウサギの絵が出て来ないですねぇ… ここかぁ〜??
キタッ〜!!
金兎賞 きんとしょう
…全学で最も優れた作品に贈られます。
今年度はイラストレーションコースの高橋祐次さんが金兎賞を受賞しました。おめでとうございます!今年はスペイン研修旅行が副賞。バルセロナとかマドリッドとか…い〜な
高い描写クオリティー、そして圧倒的な仕事量がある絵本作品です。製本された絵本、その原画、ポスターが展示されています。絵本コンテンツとしての豊かな内容、完成度も抜群ですねぇ。
そういえば、この高橋祐次さん、昨年10月の ▶ “ぶちょろぐ” で「…日本図書設計家協会が主催する第3回東京装画賞にて「学生部門銀賞」を受賞しました〜!…」という記事にも登場しましたね。 ▶︎東京装画賞2015
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