2017年3月16日木曜日

卒業制作選抜展を見に行って来きました〜 3


こんにちは。“がくぶちょー”です。

横浜美術大学卒業制作選抜展の第3弾!
いよいよビジュアルデザイン系3コースの特集です。

まずは、ビジュアルコミュニケーションデザインコース(長いっ…略してVCDコース)です。

では、王道を行く広告とブランディングデザインの作品から。コンビニで販売するための全国各地のお惣菜をブランド化、商品パッケージとその広告ポスターの提案です。
…わかりやすく明快で、しかも暖かい家庭の温もりを感じる、質の高いグラフィックデザインです。コレ そのまますぐ本当に商品化できますね〜!


 “ わくわくする ”「こども食堂」のビジュアル、プロダクツの提案。実は、貧困や孤食といった、こどもたちを取り巻く厳しい状況を “ デザインによって改善するというとても社会的な作品です。


あれ?イラストレーション?いえいえビジュアルコミュニケーションデザインコースの学生作品です。
手描きの動物の顔の部分は迫力があってとてもイキイキしていますね〜 コレ実は単純なイラストレーションではなく、背景に写真画像がデジタルコラージュされています。アナログ&デジタルの融合!→横浜美大の教育の特色だぁ〜(がくぶちょー

こちらはカードゲームのデザイン作品。自分の大好きな世界にどっぷり〜というのも卒制の醍醐味。

?!女子高生の足がいっぱい〜
女子高生 宇宙征服図鑑」という作品です。巨大な画集も作りました。絵は全部Mac…コンピュータで描いています。そのわりには絵に味がありますね
女子高生の足ネタたくさん考えました〜!
卒業式?入学式?桜が散ってるけどあの筒は卒業証書だよね?どっちだろう…

…↓部活で負傷??

…↓人魚の女子高生?このネタありだと何でもイケるね〜
 




なんだか絵っぽくなってきたので、イラストレーションコースの作品を見てみましょう。


イラストレーションコースといえば「絵本」。

…↓この絵本の原画です。繊細でとても優しいタッチですね〜

いろいろな「のぼる」を表現した絵本。
 …↓原画の展示方法がとてもユニーク!


イラストレーションコースなのですが、この学生は立体オブジェも一緒に作っています。
…↓作者は南米からの留学生。オリジナリティーある独特の雰囲気がとても魅力的です。

こちらはガッツリ描いた力作イラストレーション!
…↓ジャパニーズ「ミュシャ」だぁ! イラスト好きな人は巨匠ミュシャ知らないとダメだよん wikiってね

今年もいました! 完全立体イラストレーション。
…↓ よくできてるじゃん〜
(ぜんぜん関係ないけど横浜弁の「じゃん」って今は日本中で使うけど “がくぶちょー” が子どもの頃は東京の人は使ってなかったなあ…横浜あたりの人しか使ってなかったなあ…回想


「卒業制作選抜展を見に行って来きました〜 3」の回はだいぶ長くなってきました。何しろビジュアルデザイン3コースは人数が多いので… ということで最後に、映像メディアデザインコースの作品を見ましょう!

…まずは、今年度卒制の全学最優秀作品に贈られる「金兎きんと賞」を受賞した映像メディアデザインコースの作品をご覧ください。

前時代に発見された新生物の研究記録や発掘品を展示するという設定で、


…トランスジェンダーである作者が、自分自身の性を可視化し、アイデンティティーを検証するという、深く考えさせられるコンセプチュアルな作品です。表現分野の枠を超え、メッセージを強く発信しています。

では、次に映像作品を見てみましょう。映像作品は、大型液晶モニターか…
…↓このように暗室を作って、ミニシアターで上映します。

ブログなので…スクリーンショットでダイジェストでお届けします。
こちらは、惜しくも「金兎きんと賞」を逃した作品です。実写、グラフィック、アニメーションを巧みに取り入れた質の高い映像作品です。

…ほか、いろいろな作風の映像作品があります。例えば、かわいいイラストが動くアニメーション

実写の映像作品。テーマはセルフポートレイト。

亡き祖父の足跡をたどるドキュメンタリー作品。

戦隊モノだぁっ〜ちなみに青い方の正義の味方は「ハマビリオン」といいます〜

戦隊モノだぁっ〜(コレ、さっきと違う作者です)
では、思いっきり気合いを入れて戦闘シーンをコマ割りにしてみます〜!字幕はブログ演出上 “がくぶちょー” が勝手に入れてます

「エネルギー充填、出るか?必殺技〜!」
「いくぞ…」

「トゥゥゥッ〜!」
「それっ〜」 悪役くん、よく見ると犬みたいでけっこうかわいいなぁ…

「とりゃぁ〜!」
「ばぁぁぁ〜ん!」

「どうだ〜!」  …う〜ん、やっぱり、わんちゃん ちょっとかわいそうだなぁ


…ということで、一部ではありますが、3回にわたって横浜美術大学 卒業制作選抜展 出品作品をご覧いただきました!



http://www.yokohama-art.ac.jp

★ 

https://line.me/ti/p/%40rfp7823t



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卒業制作選抜展を見に行って来きました〜 2


こんにちは。“がくぶちょー”です。

横浜美術大学卒業制作選抜展の続きです。
では、クラフトデザインコース
様々な素材の特性、美しさを活かした作品が多いですね〜

漆を使った立体作品です。緊張感あるシャープなかたち!


金工のレリーフ。きらめくメタリックな存在感が印象的です〜


木工作品…シンプルでモダンな家具なのかな?



…ムムッ、タイトルが何か変だぞ

ここに座って勉強すんなってことか〜いてぇよ…
いてぇ〜んだけど超カッコいいパターンですね!


では、そろそろ、テキスタイルデザインコースの作品をご紹介しましょう

いわゆる「染め」の作品ですね。
草木染めという植物から直接色素を抽出して布を染める技法で作られています。ここに座ったり、抱きついたりすると、樹木から良い「気」をもらうという気功がコンセプトです。




ここからはいわゆる「織り」の作品です。

こういったタイプの作品を「ラグ」と言うそうです。

作者は、大切な人との思い出や言葉にできない気持ちを、まるで絵画のように表現しています。




もうひとつ「ラグ」の作品を見てみましょう。アメリカンコミックのような楽しい作品です。

  絵と違ってモコモコとした温もりのある繊維素材を使っているので、圧倒的な存在感がありますね〜


注)プロダクトデザインコースの卒業制作は来年度から始まります。







http://www.yokohama-art.ac.jp

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