こんにちは。“がくぶちょー”です。
祝!卒制展特集第6弾。
A系(絵画・彫刻)第1のコ〜ス、絵画コースの最優秀賞作品です。
▼ムムッ、やっと出ました〜全学で最も優れた作品に贈られる「金兎きんと賞」!
▼タイトルは「Live on」。巨大な、そしてスーパーリアルな油彩画です。
↑↓写真じゃないっス!
↑↓作者は、食べ物を頭から浴びる人物にエロティシズムを感じるそうです。
↑↓エアブラシではなく、全て筆で描いているという超絶技法〜
そこには、写真、あるいは実物よりもリアルに語りかける何かがあります…とにかく観る者に訴えかけるパワーが物凄いです。近くで見ると…
↓歯とか、
↓耳とか、髪の毛とか、鬼気迫るリアリティーです。
まさに「Live on」…生き続ける絵画ですね!
今年度「金兎きんと賞」の海外研修先はニューヨーク、ワシントン、ボストン。歴史的な美術作品から最新アートまで、思う存分楽しんで来てください。あと、NYチェルシーのギャラリー街で作品を売り込んで、これから海外でも活躍の場を広げてくださいね〜!
▼では引き続き、絵画コースの優秀賞作品、1つ目。タイトルは「さよならの世界」。様々な情景が複合的に表現され、誠実さを感じる写実的な油彩画です。
▼絵画コースの優秀賞作品、2つ目。タイトルは「夢境」。異なる素材を組み合わせたミクストメディア作品です。グラフティーっぽい現代的な表現と透明アクリルの組み合わせがとても新鮮です。
▼絵画コースの優秀賞作品、3つ目。タイトルは「あの夢の続きをおしえて」。明るくポップな色彩感覚がとても美しい油彩画です。エモーショナルな内面性も巧みに表現されていると感じました。
A系(絵画・彫刻)第2のコ〜ス、彫刻コースは、最優秀賞・優秀賞作品の該当者がいませんでした。残念…彫刻の先生、採点がきびしいのかなぁ〜? でも、印象的な作品がいくつかあったので少し紹介しますね。
▼彫刻コースの展示風景。彫像が並んでいます。
▼タイトルは「渇望」。大理石から作られた顔の彫刻作品です。この人は何を見つめて何を渇望しているのでしょうか…あのミケランジェロも白い大理石彫刻を世にたくさん残していますが、石彫ってやり直しがきかないところが大プレッシャーですよね。
▼タイトルは「長い沈黙」。こちらは黒御影石の胸像です。ハードボイルドにサングラスとネクタイだけを研磨して黒光りさせています。一般のお客さんにはかなり人気があったようで、何て言うか、相当キャラ立ちしています!
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横浜赤レンガ倉庫で卒制受賞作品展を改めて開催する予定です。横浜美術大学卒業制作展〈受賞作品展〉会場:横浜赤レンガ倉庫1号館2F/横浜市中区新港1-1/2018年 3月8日(木)〜3月13日(火)11:00〜19:00(最終日17:00まで)…こちらの方も是非お立ち寄りください。
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