金屏風ハマウス〜!? ▶ハマウス特集
こんにちは。 “がくぶちょー”です。
まずは、1年生の実習授業の様子、続報。
最初は色彩の基礎を学んで…
…で、そのあと、アート系、クラフト系の学生は、
色彩の基礎を応用発展させた演習課題に取り組みます。
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①白黒写真をトレース
②さらに明暗を3段階に整理
③色面に分割して人物画を描きます!
ビジュアルデザイン系の学生の方は…?
白黒の線と円という「最小限の要素で画面構成をする」という演習課題をしていますね〜。ちなみに左の画面が線による集積のイメージ、右の画面が円による拡散のイメージを表現しています。
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☞「最小限の要素で画面構成をする」というところにヒントが隠されています……
実は、先日▲「尾形光琳300年忌記念特別展 - 燕子花かきつばたと紅白梅 - 光琳デザインの秘密」に行ってきました。東京、南青山にある根津美術館で開催していた展覧会です。
その展覧会に「最小限の要素で画面構成をする」ということにおいて、まさに超絶なる前人未到の境地に達しているとも言うべき素晴らしい作品が展示されていました〜 もうすでに上の写真のポスターにその2つの作品が掲載されていてバレバレですが…
“がくぶちょー” が「世界中で1番目に好きな絵」というのが、この▲「国宝 燕子花図屏風かきつばたずびょうぶ/尾形光琳筆/日本・江戸時代(18世紀)根津美術館蔵」です。
また、“がくぶちょー” が「世界中で2番目に好きな絵」というのが、この▼「国宝 紅白梅図屏風こうはくばいずびょうぶ/尾形光琳筆/日本・江戸時代(18世紀)MOA美術館蔵」です。
(小さな字で)…▲この写真掲載、根津美術館とMOA美術館の許可とってないけど、画集ちゃんと買ったし、その画集を、あくまでも本というモチーフとして撮影したから、きっと許してくれるよね…問題ないよね…。
でも、国宝なんだから日本国民として税金払ってるし最低限これくらいの楽しむ権利あるよね〜
これら燕子花図屏風と紅白梅図屏風は、それぞれ所蔵する根津美術館 ▶http://www.nezu-muse.or.jpと、熱海にあるMOA美術館 ▶http://www.moaart.or.jpで別個に見たことは前々から何度もあるのですが、この「世界中で1番目に好きな絵と2番目に好きな絵」を同じ場所で同時に見ることは初めての体験でした!
…で、横浜美術大学1年生の皆さん〜
…これら基礎的な造形演習の延長線上に
▲これがあると思って、頑張ってくださいね。
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実は、“がくぶちょー”の作品も▼…
コンピュータグラフィックスによるデジタルフォトコラージュなのですが…
▼コレに、影響を受けています。
【質問】「ひそかにマネしたんですか?」
【答え】いえいえ、(聞き捨てならないなぁ)マネではありません。インスパイア…ひらめきというか啓発を受けたということですよ〜! だいたい、モチーフも制作方法もまるで違うでしょ