こんにちは。 “がくぶちょー”です。
引き続き、横浜美術大学客員教授しりあがり寿先生特別講演ハイライト「第2章」です。
第1章では、主に
…というテーマでオハナシを紹介しました。
では、第2章。
ところで、「マンガ」と他のメディアは、どんなことろが違うのでしょうか…?
小説は、読者がイマジネーション=想像力をフルに働かせるメディアです。その分、つくり手の制作コストは安く済みます。
逆に映画の方は、制作者=つくり手が思いっきりお金をかけて、そのオハナシの場面を再現します。
「マンガ」は、読者が程よくイマジネーション=想像力を働かせることができ、さらに小説には無い、視覚的アイコン(=記号、キャラクターと言った方がわかりやすいですね)を共有できます。さらにお金をかければ、アニメや映画といった違うメディアにも容易に展開できます。ディズニーがまさに良い例ですね。
しりあがり寿先生曰く、「…だからマンガってどんな人もマネして絵を描きやすいんです!」その時、実は▼コノ絵を描いていただきました!なるほど、ニャロメーっ〜 マンガってマネして描くの簡単ですよね〜
次に、マンガの便利なところ。
…マンガは、ホントは絵なんですけど、文字に、特に漢字に、とても似ています。
「木」に1本横棒入れると「本」になったり…
「マンガ」も同じです。
しりあがり寿先生のホームページに「さるやまハゲの助」というキャラが出て来ますが、
彼に解説してもらいましょう。
マンガも、一筆だけ入れれば…
「ヤベッ〜」…っとか。
「ウマそーだな〜」…っとか。
「えっビックリ!」…っとか。
「ブルブルッ〜コワイよ〜」…っとか。
本格的な絵画だと、表情描き分けるのモノ凄くたいへんですが、マンガだと少し赤く描き足すだけで簡単便利〜!
…って、そういうことだったんですねぇ〜。
他にも、日本とアメリカのアニメの違い…、ギャグマンガはアートに近い…、アートとなった、しりあがり寿先生の作品紹介…などなど、もっとご紹介したい「オハナシ」はたくさんありました。ただ、今回は残念ながら紙面も尽きてきましたので、あとは横浜美術大学図書館で、しりあがり寿先生の著書を借りてじっくり読んでみてくださいね〜!ヨロシク〜