こんにちは。“がくぶちょー”です。
「プブリウス・セプティミウス・ゲタ・アウグストゥス(189–211年)というローマ帝国の皇帝です。第21代皇帝カラカラの実弟で、共同皇帝として即位しました。」
…ふぅ〜ん、いまいち興味わかないし、今日のテーマ的に「Great!」な人なのかな…?
ところで、今年から横浜美術大学と大学間交流協定を締結した台湾の正修科技大学を訪問してきました。今日はそのレポートから。
▼台湾の字って何となくわかって安心。っていうかこの広告ほぼ全部わかります!でも「日本原装」って何だろう…Google翻訳したら「日本オリジナル」って出てきました。多分合ってる?(未確認)
★ところで、中国語には「簡体字」と「繁体字」があり、「簡体字」は中国本土の省略したタイプの漢字で、日本人には図形にしか見えない字もあります。台湾は日本の旧字みたいな難しい字もありますがだいたい読めます。
▼これが正修科技大学。「立派だあ〜」 台湾の私立大学で一番大きいそうです。高雄という首都台北の次に大きな都市にあります。高雄は大きな港がある町。横浜との共通点も多い印象です。
▼芸術文化部門の主任教授、吳(ウー)先生のお出迎え。ちょうどパッケージデザインの国際展が学内で開催されていました。吳(ウー)先生は台湾デザイン界のGreat!な人です。(今日1つ目のGreat!)
▼横浜美術大学と正修科技大学は、主に修復保存分野で大学間交流協定を締結しています。
「文物修護中心(中国語繁体字)」=「CONSERVATION CENTER(英語)」=「修復保存センター(日本語)」…ですね!
▲▼陶磁器を修復する工房です。
▼絵画や紙の修復工房ももちろんあります。
▼この看板の字、簡単。X線検査室だな…(医学部ではありません)
▼上書きされて見えない下地の別の絵がレントゲンで透けて見えちゃうやつですね!
▼繁体字、なんか怖いよぅ〜! 虫がいっぱいいるのかな…意味は何気にわかるような気がしますが…
▼こりゃググるしかないかな〜 とりあえず繁体字打てないから。まずは英語のNITOROGEN FUMIGATION CHAMBERを日本語に訳そうっと。
「窒素爆発チャンバー」??ナンダそれ。絶対違うと思う!
▼では、英語→中国語(繁体字)は?
▼「氮氣熏蒸室」かぁ。「熏蒸」は日本語の「燻蒸くんじょう」もしくは「薫蒸くんじょう」ですね。すこしずつ謎が解けてきた。じゃぁ、中国語(繁体字)→日本語やってみましょ。
「窒素燻蒸室」〜ほぼ意味はわかってきました。「除蟲」は「除虫」でしょう。ちなみに「氮」=窒素、「氣」=ガスの意味のようです。
ということで「氮氣除蟲室」は、窒素で燻蒸して虫を取り除く部屋でした〜!ここまでしつこく取り上げる話題でもなかったような…部屋の中の写真ないし
▼ところで、正修科技大学にはビルまるごとデザインを学ぶ校舎があります。グラフィック、パッケージ、プロダクト、クラフトなどなど。
▼吳(ウー)先生直々、作品が展示された豪華なプレゼンテーションルームにご案内いただきました。
▼パッケージデザインが盛んなようですね。卒制の優秀作品が展示されていました。パッケージは小さな作品が多いので、迫力を出すために屋台のような立派な展示ブースも学生自身が作るそうです。
▼このカップ麺のパッケージデザインが素晴らしかったです! 台湾らしい美しい絵があしらわれているのですが…
▼目の不自由な方が手で触って図柄を感じることができるという凄いカップ麺なのです。Great!(今日2つ目)
▼出張の合間に、ブラリ台北郊外の今ホットな観光地にも行ってきました。「九份(きゅうふん)」というジブリ映画『千と千尋の神隠し』の舞台のモデルとなったといわれている街です。真っ昼間に行ってしまったのですが、本当は夜景が幻想的で美しいそうです。夜景を見たい人は「九份」「ジブリ」で画像をググると膨大な量の美しい写真が出てきますよ〜
▼台北名物、牛肉麺(ニュウロウミェン)Great!(今日3つ目)
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本学在学中の菅原みこさんがデザインしたロゴマークが採用された内閣府・首相官邸が推進する文化プログラム「beyond2020」の認証が日本中にどんどん広がっています。全国各地の地方自治体も積極的に「beyond2020」ロゴマークを活用。例えば▼菅原さんゆかりの地、埼玉県は「ゆるキャラ」とのコラボ!
▼京都も!
▼文化庁も!
自分がデザインしたロゴマークが知らない間にどんどん使われるって凄いことですよね〜Great!(今日4つ目)
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